飲食店をはじめようと思った時に再度認識していただくこと

厨房
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2018-09-19

飲食店をはじめようと思った時に再度認識していただくこと

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もしあなたが、飲食店を開業するにあたって、検索または友人の紹介でこのブログに着ていただいたとして、初っ端から出鼻をくじくようなことをして申し訳ありませんが、まずは飲食事業の実態について理解されているかご確認をお勧めします。

日本政策金融公庫の事業は多岐にわたるが、財務省所管の特殊会社ということもあって、開業時の資金調達にかなり親切に対応していただける会社です。その日本政策金融公庫が公開している、新規開業に関する調査が非常に参考になります。

その中で、「新規パネル調査」のP.3に下記のような記載があります。

○ 2011年末に存続していた企業のうち、2015年末で10.2%の企業が廃業している(表-1)。
○ 廃業状況を業種別にみると、「飲食店、宿泊業」(18.9%)、「情報通信業」(15.8%)、「小売業」(14.5%)などで割合が高く
なっている(図-1)。

宿泊業も含んでいるものの、廃業率1位となっています。

飲食事業は未経験の方でも始めやすいということもあって、入れ替わりが激しい業種となっています。
ただし、外食産業の市場規模が25兆円といわれ、「食べる」という生命に直結する行為をまかなうものでもあるので、正しい調査、事業計画立案、ノウハウの活用や経営手腕をもって対応すれば、安定した経営が可能な業種ともいえます。

競争が激しい事業に踏み出すことを再度認識していただいた上で、競争に負けない差別化を意識してご自身の強み、弱みを客観的に把握すること。
現在の事業計画にもっと具体性を持たせられないか、分析が足りない部分はないか等、事業の成功に向けて向き合ってみて下さい。

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